成田山では「開運厄除繁栄隆昌」「交通安全」を祈り、豆まきを行ないます。この時、「鬼は外」とは言わずに「福は内」とだけ言います。これは、お不動様の慈悲が大きい為、その前では鬼も改心して鬼でなくなるからです。
成田山不動尊では、境内に全長150mの舞台を設け、中央には日本一の大きさを誇る「千升大福枡」を設置、開運厄除けとともに交通安全を祈る豆まき式を行います。交通関係諸団体・関西政財界人・有名芸能人などが年男として参加します。
節分
節分とは立春、立夏、立秋、立冬の前日の事で、年に4回あります。古来、日本は農耕国家であり、また農耕成果が財政基盤を支えていた事から、毎年の春の到来がその年の景気を左右するという意味がありました。その為、春の節分は特に重要視されており、この日から立春にかけては本格的な一年の始めとして位置付けられていました。
追儺豆まき式(ついな まめまきしき)
成田山古来から受け継がれている儀式により豆まき式を行います。追儺(ついな)とは、暦の上でこれから本格的に春を迎える立春の前日に、全ての難を払うという意味であり、春の門出に向けて皆様各々が一年の幸せを願う事はもとより、広くは全ての人々の平和と安穏を願う儀式が追儺豆まき式です。
この追儺豆まき式では、古式にのっとり裃(かみしも)を着用していただきます。まず本堂にて護摩供法要に参列し、本尊不動明王の宝前で開運厄除け祈願をしていただき、後に境内に特別に設置した舞台に移動し、豆まきを行っていただきます。
なお参加資格は問いません(生まれ干支、厄年なども関係ございません)。
※午前10時30分からの豆まき役は招待者のみとなっております。
一般の方は豆まき役としてはご参加いただけません。予めご了承ください。
※豆まき役参加予約など詳しくは信徒部 072-833-8881(代)までお問い合わせください。
招福豆まき式(しょうふく まめまきしき)
追儺豆まき式のほか、誰でも気軽に参加できる招福豆まき式を行います。陣羽織を身にまとって舞台から豆をまいていただきます。
参加資格は問いません(生まれ干支、厄年なども関係ございません)。福豆をまき、一年間の福を授かりませんか。
※豆まき役参加予約など詳しくは信徒部 072-833-8881(代)までお問い合わせください。