唐の時代より伝わる
密教に基づいたご祈祷
願いを清らかなものへと高め、
成就を祈る
大本山成田山新勝寺のお不動様(不動明王)は、平安時代に嵯峨天皇の勅願により弘法(こうぼう)大師空海が自ら謹製し、開眼供養をされたお不動様で、成田山不動尊のご本尊はこの新勝寺のご分霊です。
右手に煩悩や迷いを断ち切る剣を持ち、左手に悪を縛り上げ、煩悩から抜け出せない人々を救い上げる索(なわ)を持つ姿で表され、恐ろしい表情は、何人たりとも救わずにはおかないという決意を表しています。
このお不動様に願い事を祈るときには、古来からお護摩というご祈祷が行われます。これは弘法大師空海が唐(現在の中国)から伝えた密教という教えに基づいたご祈祷で、成田山でも古来から脈々と受け継がれてきました。
お護摩とは不動明王を本尊とし、その前に壇を設け、いろいろな供物を捧げ、護摩木という特別なまきをたいて本尊に祈る真言密教の秘法です。
お護摩の火は不動明王の智慧を象徴し、まきは煩悩を表しています。僧侶はまきという煩悩を、不動明王の智慧の炎で焼きつくし、信徒と共に、信徒の願いが清らかな願いとして高まり成就することを祈ります。
お護摩札はこのようなお護摩祈祷を受けた信徒に授けられます。ありがたいお護摩の火によって祈念がこめられたお護摩札は不動明王の霊徳を宿しております。
右記の時刻にお護摩祈祷を行っております。
事前のご予約の必要はございません。ご希望のご祈祷開始時刻の15分程前までに総受付までお越しください。
※赤ちゃん初まいり、十三まいりのご祈祷も同様の時刻に行っております。
新年特別祈祷(初詣)(1月1日~1月31日)、厄除け祈願大祭期間(2月4日~2月末日)の土日祝、9月から実施の七五三まいり期間の土日祝(10月20日~11日30日)は特別時刻にてご祈祷いたします。
午前 | 7時30分 |
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9時30分 | |
11時30分 | |
午後 | 1時30分 |
3時30分 |
※護摩札または小型護摩札のどちらか1体になります。
思い思いの願い事をご記入ください。
お護摩祈祷の際にお焚き上げさせていただきます。
以下に挙げさせていただくお願い事(願意)は、ご祈祷の際に本尊不動明王へ、皆様の願意を具体的にお伝えする為に示させていただいたものです。ご祈祷の際には、こちらからご祈祷内容をお選びください。
もちろん、この他にも皆様それぞれの切なる願いを真摯に受け入れ、ご祈祷させていただきます。
成田山不動尊では、皆様お一人おひとりの、どのようなお願い事も、大切に祈念させていただきます。
交通安全(こうつうあんぜん)
人車ともに道中の安全を祈願します。
海上安全(かいじょうあんぜん)・航空安全(こうくうあんぜん)・旅行安全(りょこうあんぜん)
船や飛行機での移動、旅行における安全を祈願します。
家内安全(かないあんぜん)
家族の安全を祈願します。
安産(あんざん)
母子ともに健康で無事に出産できるよう祈願します。
お腹帯授与
ご祈祷をお申し込みの方には、 護摩札とお腹帯を授与いたします。 (5,000円以上)
赤ちゃん初まいり(あかちゃんはつまいり)
赤ちゃんの健やかな成長を祈願します。
七五三まいり(しちごさんまいり)
数え年で3歳、5歳、7歳のお子様の成長を祝うとともに、今後の健やかな成長を祈願します。
十三まいり(じゅうさんまいり)
数え年で13歳になったお子様が、福徳と智慧を授かるように祈願します。
普請成就(ふしんじょうじゅ)
建物の工事がうまくいくよう祈願します。
方難消除(ほうなんしょうじょ)
鬼門など方角による災いが無くなるよう祈願します。
身体健全(しんたいけんぜん)
身体が健康であり、災い無く長生きできるよう祈願します。
當病平愈(とうびょうへいゆ)・眼病平愈(がんびょうへいゆ)・傷害平愈(しょうがいへいゆ)
當病平愈:病気 / 眼病平愈:眼病 / 傷害平愈:キズ・ケガ
病気やケガが治るよう祈願します。
社運隆昌(しゃうんりゅうしょう)・商売繁昌(しょうばいはんじょう)・工場安全(こうじょうあんぜん)
社運が勢いよくあがり、商売が賑わい栄える事を祈願します。
工事安全(こうじあんぜん)
工事、仕事の安全と順調を祈願します。
大漁満足(たいりょうまんぞく)
漁の成功と安全を祈願します。
心願成就(しんがんじょうじゅ)・開運成就(かいうんじょうじゅ)
心からの願いがかなうよう、運が開けるように祈願します。
合格成就(ごうかくじょうじゅ)・学徳成就(がくとくじょうじゅ)
試験への合格や、学問と徳行が身につくよう祈願します。
必勝(ひっしょう)
スポーツなどの試合の勝利を祈願します。
災難消除(さいなんしょうじょ)
思いがけない不幸や、身にふりかかる災いが無くなるよう祈願します。
厄難消除(やくなんしょうじょ)
気になる厄年を平穏無事に過ごせますよう祈願します
障碍退散(しょうげたいさん)
病気や災いの原因となるものが無くなるよう祈願します。
撥遣(はっけん)
仏像や仏壇、お札、お守りを修理や処分する際に、込められた魂を抜き、一旦仏世界にお送りします。
御礼(おんれい)
願い事がかなったときの報賽(お礼のお参り)です。
車社会の現代、交通事故は日常化し、私たちは日々その恐怖にさらされています。
当山は、日本で初めて交通安全祈祷殿を建立し、交通災害からの救済を記念した寺院として広く知られ、年間二十万台のご祈祷車を迎える交通安全祈願の根本道場です。
ご本尊のご分霊である「ご祈祷札」にお車ナンバーを入れて車内にお祀りいただき、無魔安全・無事故を祈るドライバーの心がお不動様の大威神力に通じ、ご加護を授かるようご祈願しています。
右記の時刻にお車交通安全のご祈祷を行っております。
事前のご予約の必要はございません。
祈祷殿の前に車を止めていただき、ご希望のご祈祷時刻の15分程前までに総受付までお越しください。
ご祈祷は午前7時から午後4時の毎時20分と50分から開始いたします。
祈祷時間は15分程度です。
お車安全祈祷の『普通祈祷』では、お経を読み上げてお祓いすることで願いの成就を祈ります。『特別祈祷』では、それに加えてお護摩の火を焚くことで願いを清らかな願いとして高め、その成就を祈ります。そのほかにも、お渡しするご祈祷札やお守りなどにも違いがございます。
祈祷の方法で、ご利益が変わるという事は決してございません。お願い事の成就につきましては、祈願いただく皆様の信仰のお心次第でございます。
※1月1日~14日は特別祈祷がございません。
ご希望の際は後日に改めてご参拝いただければ、ご祈祷させていただきます。
新年特別祈祷(初詣)(1月1日~1月31日)、は特別時刻にてご祈祷いたします。
開始時刻 | 20分~ | 50分~ |
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午前7時 | ○ | ○ |
8時 | ○ | ◎ |
9時 | ◎ | ◎ |
10時 | ◎ | ◎ |
11時 | ◎ | ◎ |
12時 | ◎ | ◎ |
午後1時 | ◎ | ◎ |
2時 | ◎ | ◎ |
3時 | ◎ | ◎ |
4時 | ● | ○ |
◎…特別祈祷が可能な時間帯です。
●…日曜日のみ特別祈祷ができます。
現在、法令により、自動車の前面ガラスおよび側面ガラスに(運転席および助手席)吸盤式のお札やお守りを取り付けることは禁止されております。これは、走行中の前方視界を確保し、事故防止を図ることを目的としたものです。
当山では、サンバイザーやドアポケットに取り付けられる金具を装着いたしております。取り外しは可能ですので、運転の妨げにならない場所へお祀りいただきますよう、お祀りいただく場所に応じて、お使い下さいませ。
裏面の取り付け用金具
サンバイザー装着時